
健康に過ごすために運動は欠かせません。
ただし、激しい運動は続けにくく、怪我の原因にもなります。そこでおすすめなのがウォーキングです。
「やっぱりウォーキングか」と思うかもしれませんが、結局はここに行き着きます。シンプルで安全、そして誰でもすぐに始められるからです。
特に社会人になると、気付かないうちに身体を動かす機会が減っていませんか?私の周りでも、久しぶりに少しはしゃいだだけで足を痛め、しばらく会社に来られなかった人がいました。
自分では気付きにくいですが、年齢とともに体力や筋力は確実に衰えていきます。ちょっとした無理で怪我をするのは避けたいですよね。
だからこそ、今のうちに身体を動かす習慣を身につけ、衰えを防ぎましょう。ウォーキングはその第一歩です。
ウォーキングを続けるために必要なこと

ウォーキングを長く続けるには「ただ歩くだけ」では不十分です。まずは目的を明確にすることが大切です。
なんとなく始めた場合は三日坊主になりがちです。20〜30分程度なら続けられますが、40分以上となると目的や楽しみがないと続けにくいでしょう。
私は以前「痩せるため」にウォーキングをしていました。しかし効果が薄いと感じ、やめてしまった経験があります。目的が「痩せること」だけで、「健康維持」ではなかったからです。
ウォーキングには「ダイエット」「ストレス軽減」「生活習慣病予防」など複数の効果があります。目的を「健康を守ること」と広く設定しておくと、多少体重が減らなくても挫折しにくくなります。
さらに、服装や靴も大切です。スニーカーのようにクッション性のある靴を選ぶと、足腰への負担を減らせます。季節によっては日差しや寒さ対策も必要です。こうした準備が「続けられるかどうか」を左右します。
血圧改善に役立つウォーキングの効果

私は昔から血圧が少し高めで、健康診断が近づくと血圧を下げる効果があると宣伝されている飲み物を試していました。(健康診断をパスするためだけの悪あがき)
しかし数値はほとんど変わらず、「正常高値血圧」130〜139mmHg(ミリメートルエイチジー)の範囲をうろうろしていました。
- 正常血圧:120〜129mmHg
- 正常高値血圧:130〜139mmHg
- 高血圧:140mmHg以上
毎年、診健康断前は「今年は大丈夫かな?」と不安になります。
私の場合、自動血圧計だと少し高め(143mmHgくらい)にでてしまい、改めて看護師さんが手動で測り直すと正常高値血圧範囲内(133mmHgくらい)に収まるというのが毎年の儀式になっています。
(やり方が悪いのか毎年高めにでるんですよね。「手動で測り直しても下がらなかったらどうしよう」と無駄にドキドキします。)
結局、悪あがき対策も「1ヵ月だけ」では効果が薄く、継続しなければ意味がありません。健康には何事も継続が大切なのです。
ウォーキングは有酸素運動であり、血流を改善し、血管の柔軟性を高めるため血圧の安定につながります。まずは日常的な習慣から変えることが有効です。
楽しく続ける工夫が成功のカギ
私はウォーキングを「楽しむ工夫」で継続できました。
当時使っていたのはゲーム機能付き万歩計です。歩いた歩数で日本全国を旅するようにマップが進み、最終的には全国制覇を目指す仕組みでした。達成感を得られるので飽きずに続けられました。
人は成果を実感できないと継続が難しいものです。歩数や距離をアプリで記録したり、景色の写真を残したり、小さなご褒美を設定するのも効果的です。
また、音楽を聴きながら歩くと気分転換になり、ストレス解消にもなります。友人や家族と一緒に歩くと会話も楽しめ、運動が「習慣」から「楽しみ」に変わります。
ウォーキングを始めて4ヵ月後には、血圧が正常値に収まり、数値として健康改善を実感できました。やはり目に見える成果があるとうれしいものです。
現在は「1日40分を1ヵ月続ける→しばらく休む→再開する」の形ですが、無理なく継続できています。最近は万歩計に飽きたので、歩くコースを変えて景色を楽しむようにしています。四季の移り変わりを感じられるのもウォーキングの大きな魅力です。
まとめ:まずは1日20分から始めよう
ウォーキングは特別な道具や施設がなくても始められる手軽な運動です。
- 健康維持や血圧改善に効果的
- 怪我のリスクが少なく、誰でも取り組める
- 工夫次第で楽しく続けられる
まずは1日20分からで十分です。無理なく続けて、健康的な生活を始めてみませんか。小さな一歩が、将来の大きな健康につながります。
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