
腰痛で苦しんでいる方に、私自身の体験から得た「改善のヒント」をお伝えします。
「腰痛=年齢だから仕方ない」「整形外科しか頼れない」と思い込んでいませんか? 実は、その固定概念にとらわれると大切な改善策を見落としてしまうかもしれません。
私は突然の腰痛に長く苦しめられ、一時は本気で手術を考えるほどでした。しかし最終的には、たった3つのストレッチで回復できたのです。ここでは、その経緯と気づきをお話しします。
症状が始まった頃
- 1月頃:あぐらをかいてパソコン作業中、左太ももに痺れが出始めました。姿勢を変えると治るため放置。
- 2月頃:痺れるまでの時間が短くなり、あぐらをやめるように。
- 3月頃:違和感が股関節や腰にまで広がり、整形外科を受診。しかし「原因不明」。整骨院でもリハビリを勧められるだけで改善せず。

やがて腰全体が痛みだし、MRI検査の結果「椎間板ヘルニア」と診断されました。痛み止めや湿布だけを処方され、「治すには手術しかないのか」と絶望的な気持ちになったのを覚えています。
医者への不信感と迷い
実は私は以前から医者をあまり信用していませんでした。症状を真剣に伝えても軽く受け流された経験が何度かあり、「肩書きがある=必ず信頼できる」とは限らないと思っています。自分の職場で考えればわかりますが、同じ肩書きの人でも知識・技術に差があるのを知っているからです。
私の場合、たまたま医者ではずれが多かったので不信感が強かったのだと思います。
いくつかの整形外科を回っても改善策は見つからず、日常生活にも大きな支障が出てきました。前かがみができない、靴下を履くのに10分かかる、車の運転すら苦痛…。この頃は「手術しかない」と本気で考えていました。
自分で探した改善策

整形外科だけでは解決できないと感じ、ネットや本で情報収集を始めました。そこでわかったのは以下のことです。
- 腰痛の多くは原因が特定できない(8割が不明とされている)
- ヘルニア手術をしても治らないケースがある
- 東洋医学では「腰痛の原因は腰以外にもある」と捉えている
- 筋膜リリース(筋肉の緊張をほぐす)が効果的とされる
私はとにかく試しました。筋膜リリース、腰痛向けのストレッチ、整体、漢方薬…。その結果、4か月ほどで腰痛・股関節痛・足の痺れのすべてから解放されたのです。
効果があった3つのストレッチ
色々やった中でも「これは効いた!」と実感したのがこの3つでした。
- しこのポーズ(股関節内側を伸ばす)
立った状態からはじめ、しゃがんで両足を開き5秒間キープ➡両足を開いたままこぶしを床につき前傾姿勢で5秒間キープ、立った状態に戻る。
これを3回繰り返し行う。
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2.股関節外側を伸ばすストレッチ
イスに座って足を組み、膝を押し下げる。これを左右で10秒ずつ行う。
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- 腰からお尻を伸ばすストレッチ
足を組んで体をひねる。これを左右で10秒ずつ行う。
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最初の1週間は1日2回実施し、それ以降は1日1回お風呂上りに行いました。
私はこの3つを繰り返すことで、症状が大きく改善しました。実際、症状が完治した後にストレッチをやめてしまい、1年後に再発したのですが、この3つを再開しただけで再び完治しました。それほど効果を実感しています。
整形外科と整体の違い
当時の私は「腰痛=整形外科」と思い込んでいました。
でも今は、整体や東洋医学的アプローチも選択肢に入れるべきだと感じています。
特に筋膜リリースの概念が重要だと実感しています。
もちろん整形外科が不要だという意味ではありません。ただ、腰痛で悩むときに「整形外科だけ」という固定観念を外し、「整体や東洋医学も選択肢に入れる」ことをお勧めします。
まとめ
私自身、手術を覚悟するほどの腰痛に苦しみましたが、最終的には3つのストレッチで解放されました。もちろん人によって原因は違いますが、もし今あなたが腰痛で悩んでいるなら、一度試してみる価値はあると思います。
腰痛のない生活は、本当に快適です。

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